問3
「労働者災害補償保険法における業務上の事由による精神障害の認定基準」(令和2年8月 5日付け基発0805第3号)で取り扱われる対象疾患に含まれるものは、次のアからオの記述のうちいくつあるか。
ア うつ病
イ 急性ストレス障害
ウ 統合失調症
エ 双極性障害
オ パニック障害
A 一つ
B 二つ
C 三つ
D 四つ
E 五つ
問3 解答
正解 D (難易度:B)
ア:○ 正しい。うつ病は、業務上の事由による精神障害の認定基準で取り扱われています。労働環境や業務のストレスが原因で発症する場合があります。
イ:○ 正しい。急性ストレス障害も、業務上の事由により発症する可能性がある精神障害の一つとして、認定基準で対象とされています。
ウ:× 誤り。統合失調症は、一般的には業務上のストレスや事由によるものとは認定されにくい精神疾患です。このため、特定の業務上の事由による認定基準には含まれていません。
エ:○ 正しい。双極性障害は、業務上の過剰なストレスなどが原因で発症または悪化する可能性があり、認定基準で取り扱われることがあります。
オ:○ 正しい。パニック障害も、業務上の過度なストレスが原因で発症する場合があり、認定基準に含まれる精神障害の一つです。
コメント