1-10労働安全衛生法に基づく、熱中症予防対策に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

オリジナル1

問10

労働安全衛生法に基づく、熱中症予防対策に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A 事業者は、厚生労働省令で定める高温の作業環境下で労働させる場合、熱中症予防のための措置を講じることが義務付けられている。

B 事業者は、熱中症予防のために作業環境の改善、作業方法の変更、休憩の確保などの対策を講じる必要がある。

C 高温作業環境における熱中症予防対策として、事業者は必ずしも作業員に冷却ベストを提供しなければならない。

D 熱中症予防対策として、事業者は労働者に対し十分な水分補給の機会を提供し、定期的な休憩を促進することが求められる。

E 事業者は、熱中症予防のために労働者の健康状態を監視し、異常が認められた場合には速やかに適切な対応を取る責任を負う。

問10 解答

正解 C (難易度:C)

A.○ Aの記述は正しい。労働安全衛生法及び厚生労働省令により、高温の作業環境下における熱中症予防対策が義務付けられています。

B.○ Bの記述も正しい。事業者は作業環境の改善、作業方法の変更、休憩の確保など、熱中症を予防するための様々な措置を講じる必要があります。

C.× 解説:Cの記述は誤りです。冷却ベストの提供は、熱中症予防対策の一つの方法であっても、必ずしも全ての事業者に義務付けられているわけではありません。状況に応じて、最も効果的な予防措置を講じることが求められています。

D.○ Dの記述は正しい。十分な水分補給と定期的な休憩は、熱中症を予防する基本的な対策です。

E.○ Eの記述も正しい。事業者は労働者の健康を守る責任があり、熱中症予防のための健康監視及び異常が認められた際の対応が求められています。

したがって、誤っている記述はCです。

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