1-5労働安全衛生法に定める作業環境測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

オリジナル1

問5 

労働安全衛生法に定める作業環境測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A 特定化学物質障害予防規則において、1年に1回以上、有害物質の作業環境測定を行うことが義務付けられている。

B 作業環境測定結果は、測定を実施した日から3年間保存することが労働安全衛生法で要求されている。

C 使用者は、作業環境測定の結果が基準値を超えた場合、直ちに労働者にその結果を通知し、健康診断を実施しなければならない。

D 作業環境測定は、作業の開始前及び作業中に行うことが求められており、作業後の測定は認められていない。

E 騒音、振動、照明、換気等の環境要因に対する作業環境測定は、労働安全衛生法に基づき、特定の業務に従事する労働者を対象に実施される。

問5 解答

正解 D (難易度:B)

A.○ Aの記述は正しい。特定化学物質障害予防規則では、特定化学物質を取り扱う作業場において年に1回以上の作業環境測定を行うことが義務づけられている。

B.○ Bの記述も正しい。労働安全衛生法では、作業環境測定の結果は3年間保存することが要求されている。

C.○ Cの記述も正しい。使用者は、作業環境測定の結果が基準値を超えた場合には、労働者にその結果を通知し、健康診断を実施する責任がある。

D.× 解説:Dの記述は誤りです。作業環境測定は作業前、作業中だけでなく、必要に応じて作業後にも行うことが可能です。この選択肢は、測定のタイミングに関する誤った情報を提供しています。

E.○ Eの記述は正しい。騒音、振動、照明、換気などの環境要因に対する作業環境測定は、労働安全衛生法に基づき、特定の業務に従事する労働者を対象に実施されます。これは労働者の健康を保護するための重要な措置です。

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