区分所有法

令和5年度本試験

令和5年度 問3 共用部分等の管理及び変更に関する次の記述のうち、区分所有法の規定によれば、正しいものはいくつあるか。ただし、共用部分の変更が専有部分の使用に特別の影響を及ぼすことはないものとする。

問3 区分所有法  ア 共用部分の変更(その形状又は効用の著しい変更を伴わないものを除く。)は、集会において区分所有者及び議決権の各4分の3以上の多数の決議で決するが、区分所有者の定数は、規約でその過半数まで減ずることができる。 イ 共用部...
令和5年度本試験

令和5年度 問2 管理組合、団地管理組合及び管理組合法人に関する次の記述のうち、区分所有法及び民法(明治29年法律第89号)の規定によれば、誤っているものはいくつあるか。ただし、規約に別段の定めはないものとする。

問2 区分所有法 ア 法定共用部分を専有部分とする場合には、これについて、その共有者全員の同意が必要である。 イ 管理組合及び団地管理組合においては、その職務に関し、管理者が区分所有者を代理し、管理組合法人においては、その事務に関し、代表権...
令和5年度本試験

令和5年度 問1 次の記述のうち、区分所有法の規定によれば、誤っているものはどれか。

問1 区分所有法 1 専有部分は、規約により共用部分とすることができるが、附属の建物は、規約により共用部分とすることはできない。 2 区分所有者が建物及び建物が所在する土地と一体として管理又は使用する土地は、規約により建物の敷地とすることが...
パート3

問49 マンションの管理組合が理事会を開催するに当たって、区分所有法及び標準管理規約に基づき適切な運営を図るための手続きに関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

ア 理事会は、管理組合の理事の過半数の出席で成立し、その決議は出席理事の過半数の賛成をもって行う。 イ 理事会の議事録は、出席した理事全員の署名または記名押印をもって効力を有し、理事会後速やかに作成される必要がある。 ウ 理事会を招集する際...
パート3

問48 マンションの管理に関する以下の記述のうち、マンションの管理の適正化の推進に関する法律(平成17年法律第49号)の規定に基づき、誤っているものはどれか。

1 マンションの管理組合は、管理組合の規約を変更する場合、その内容が公正証書によって証明されたときに限り、変更が有効になる。 2 管理組合が管理業務の委託を解除するには、委託契約書に解除の条件を設けておく必要があり、これには総会の決議が必要...
パート3

問44 管理組合の規約変更に関する次の記述のうち、区分所有法および標準管理規約によれば、適切でないものはどれか。

1 管理組合の規約変更は、総会の決議を経なければならない。その決議には、組合員の3/4以上の合意が必要とされる。 2 規約変更においては、変更後の規約を各組合員に配布し、その内容について十分な説明が求められる。 3 規約の一部変更は、理事会...
パート3

問36 次のうち、マンションの共有部分に関する長期修繕計画について、区分所有等に関する法律(区分所有法)及びその関連規定に基づくと誤っている記述はどれか。

1 長期修繕計画は、マンションの共有部分の適切な維持管理を図るため、定期的に策定又は見直しを行う計画である。 2 長期修繕計画には、共有部分の耐用年数の見積もりや修繕時期の検討、必要となる修繕費用の積立方法などが含まれる。 3 長期修繕計画...
パート3

問34 次の記述のうち、管理組合の総会の決議方法に関して区分所有法及び標準管理規約に基づき、最も適切でないものはどれか。

1 区分所有法に定める特別の決議を要する事項については、管理規約で書面等による決議を許容している場合でも、その決議は総会でなされなければならない。 2 書面等による決議は、管理規約でその効力について特に定めがない限り、総会での決議と同様の効...
パート3

問31 マンションの総会に関する事項として、区分所有等に関する法律(区分所有法)の規定に基づく次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 総会においては、規約に別段の定めがある場合を除き、出席区分所有者の議決権の過半数により決議をすることができる。 2 議決権の集計においては、特定の事項について利害関係を有する区分所有者はその事項についての議決から排除される場合がある。 ...
パート3

問25 マンションの大規模修繕工事に関する計画と実施について、区分所有法(昭和34年法律第70号)および民法の規定に基づく次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

ア 管理組合は、大規模修繕工事の実施に際し、管理組合の規約に別段の定めがある場合を除き、区分所有者の議決権の過半数による承認を得なければならない。 イ 大規模修繕工事の費用は、修繕積立金から支出されるが、不足する場合は区分所有者が持分に応じ...
パート3

問18 区分所有建物の共用部分の利用に関する規約の変更について、次の記述のうち、区分所有等に関する法律(区分所有法)の規定によれば、誤っているものはどれか。

1 共用部分の用途変更を伴う規約の変更は、全区分所有者の同意を得ることなく行うことはできない。 2 規約の変更が区分所有者の特定の権利を侵害する場合、侵害された区分所有者は変更の無効を主張できる。 3 規約の変更は、管理組合の決議を経て登記...
パート3

問17 乙マンションの303号室の所有者であるEは、病気療養のため長期間入院している間、友人のFに部屋の管理を任せていました。しかし、FはEの不在をいいことに、Eの部屋を第三者のGに無断で貸し出しました。貸し出し期間は2年間とされ、その間Gは家賃をFに支払い続けています。この事態を知ったEが帰宅後、FとGの間の賃貸借契約の無効を主張し、Gに対して部屋を明け渡すよう求めた場合に関する次の記述のうち、区分所有法及び民法の規定並びに判例によれば、誤っているものはどれか。

1 Eは、Fが無権限であったにも関わらずGが正当な理由をもってその権限を信じた場合でも、Gに対して賃貸借契約の無効を主張できる。 2 GがEの所有する303号室に関する賃貸借契約の存在を知らずに、適法な手続きにより入居した場合、EはGに対し...
パート3

問16 甲マンションの一室が改装工事を行った後に、改装された部分が共用部分にかかわる可能性がある改装を施した場合に関する次の記述のうち、区分所有法その他関連する法律の規定によれば、正しいものはどれか

。 1 区分所有者は、改装により共用部分が損なわれた場合、他の区分所有者の同意を得ずに、改装工事を行った本人がその修復責任を負う。 2 改装工事が共用部分に影響を及ぼす場合、区分所有者は工事に先立って管理組合の承認を得ることが必要である。 ...
パート3

問15 次の状況において、マンションの共用部分の修繕に関する管理組合の責任及び区分所有者間の関係について、区分所有法及び民法の規定に基づいて正しいものを選びなさい。

あるマンションの管理組合は、築20年を超える建物の外壁に亀裂が発見された。外壁は全区分所有者の共用部分であり、修繕には高額の費用が見込まれる。亀裂が今後の建物の安全性に影響を及ぼす可能性があると管理組合は認識している。ただし、修繕の必要性に...
パート3

問14 次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはどれか。

1 甲マンションの管理規約に基づき、区分所有者AがBに対して共用部分の利用に関する特別の権利を設定した場合、AがBとの間で設定した権利は、Aが管理組合に対してその事実を通知しなければ、第三者に対抗できない。 2 区分所有者Aが甲マンションの...
パート3

問13 次のうち、民法及び区分所有等に関する法律(区分所有法)の規定に基づき、区分所有者が専有部分に関して他の区分所有者からの妨害を受けた場合の対処について説明している記述で、誤っているものはどれか。

1 他の区分所有者が専有部分の使用に関して不当な妨害をしている場合、妨害の排除を求めることができる。 2 ある区分所有者が共用部分の一部を独占している場合、他の区分所有者はその独占の排除を求めることができる。 3 区分所有者が専有部分に対す...
パート3

問12 丁マンション205号室の区分所有者であるGは、その部屋を長期出張のため空けていたが、Gの兄Hが無断でGの実印を使用し、委任状を偽造してGの代理人として同室を第三者Iに賃貸する契約を締結した。この事実を知らないGは帰国後、第三者Jに同室を賃貸する契約を締結し、Jは実際に入居した。この場合に関する次の記述のうち、民法及び区分所有法の規定並びに判例によれば、正しいものはどれか。

1 Gは、Hが作成した偽造委任状を根拠にIとの間で締結された賃貸契約を取り消すことができる。 2 Iが、Gの所有する205号室に関する賃貸契約の存在を知らずにJに転賃した場合、GはJに対して賃貸契約を取り消すことができる。 3 Gの兄Hが偽...
パート3

問11 管理組合の運営に関する次の記述のうち、区分所有法及び関連する民法の規定によれば、誤っているものはどれか。

1 管理組合は、区分所有者全体の利害に関わるため、共用部分の大規模な修繕を決議する場合、議決権の過半数による同意が必要である。 2 管理組合が解散する場合、区分所有法の規定により清算手続きが必要となるが、この手続き中における管理組合の権限は...
パート3

問10 次のような状況で、管理組合の設備変更に関する決議について、区分所有法の規定に基づいて正しいものを選びなさい。

あるマンションの管理組合では、屋上に共用の遊び場を設ける設備変更を計画している。この計画は、屋上の使用方法の変更を伴い、専有部分には影響を及ぼさない。ただし、屋上へのアクセスは各棟からのみ可能であり、専有部分を通じてのアクセスは想定されてい...
パート3

問9 次の記述のうち、区分所有法及び民法の規定によれば、正しいものの組合せはどれか。

ア 甲マンションにおいて、区分所有者Aが管理組合の理事を務めており、敷地の使用に関する訴訟を起こす際には、理事としての地位において他の区分所有者の同意を必要としない。 イ 区分所有者Bが、自分の専有部分についての修繕義務を怠ったことにより共...