民法

パート2

問17 相続 甲マンション505号室の所有者Xが死亡し、Xの子であるY及びZがXを共同で相続した。Xの遺産は、505号室と現金2,000万円である。この場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。ただし、Xの遺言はないものとする。

1 Y及びZ間の遺産分割の協議により、505号室と2,000万円をYが取得し、Zは何も取得しない旨の遺産分割をした場合、この協議は無効である。 2 Y及びZ間の遺産分割の協議により、505号室を売却して、その売却代金と2,000万円をY及び...
パート2

問16 賃貸 Aが所有する甲マンションの203号室を賃貸期間3年と定めて居住用としてBに賃貸した場合に関する次の記述のうち、民法及び借地借家法の規定によれば、誤っているものはどれか。

1 AB間の契約が、定期建物賃貸借でない場合、Aが、Bに対し、期間満了の1年前から6ヵ月前までの間に更新をしない旨の通知又は条件を変更しなければ更新をしない旨の通知をしなかったときは、期間の定めのない賃貸借契約として更新される。 2 AB間...
パート2

問14 Dが所有する乙マンションの301号室を賃料月額25万円でEに賃貸し、令和5年4月分の賃料をFがDに対して弁済しようとする場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはどれか。

1 DE間の賃貸借契約において、E以外の第三者の賃料支払を禁止していたときは、Fが弁済をするについて正当な利益を有していても、DはFの弁済を拒絶することができる。 2 DE間の賃貸借契約において、E以外の第三者の賃料支払を禁止又は制限してい...
パート2

問12 Aは、Bとの間で、甲マンションの1室である303号室をBに売却する旨の売買契約を締結した。この場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはどれか。

1 Aは、本心では303号室を売却するつもりはなく、ただBを欺く目的で売買契約を締結した場合において、Bがそのことを知り、又は知ることができたときは、売買契約は無効となる。 2 Aは、本心では303号室を売却するつもりはなかったが、借入金の...
パート2

問10 大規模な火災、震災その他の災害で政令で定めるもの(この問いにおいて「政令指定災害」という。)により、その全部又は一部が滅失(区分所有法第61条第1項本文に規定する場合(小規模滅失)を除く。)した場合の被災マンション法第4条の規定による敷地共有者等集会(この問いにおいて「敷地共有者等集会」という。)の意思表示に関する次の記述のうち、被災マンション法及び民法の規定によれば、正しいものはどれか。

1 敷地共有者等集会は、政令指定災害による滅失後1年以内に開催される必要がある。2 敷地共有者等集会での意思表示は、出席者の過半数で決定される。3 敷地共有者等集会で決定された意思表示は、区分所有者全員の同意がある限り効力を有する。4 敷地...
パート2

問7 乙マンション205号室の所有者Dが死亡し、Dの相続人である兄Eと妹Fは、遺産分割協議中である。この場合に関する次の記述のうち、区分所有法及び民法の規定並びに判例によれば、誤っているものはどれか。

1 EとFが集会において議決権を行使すべき者一人を定めていないときは、集会を開催するに当たって、集会の招集者は、EとFのいずれか一方に集会の招集通知をすれば足りる。 2 Fが未成年の大学生であったとしても、EとFが合意をすれば、Fを議決権を...
パート2

問4 乙マンションの管理組合が、業者Bとの間で締結した清掃業務の請負契約について、区分所有法及び民法(明治29年法律第89号)の規定によれば、正しいものはどれか。ただし、規約に別段の定めはないものとする。

1 管理組合は、Bとの別段の合意がない限り、Bに対し、業務に着手した時に報酬の全額を支払わなければならない。 2 管理組合は、業務が完成した後でも、Bに生じた損害を賠償して請負契約を解除することができる。 3 Bの行った清掃業務に契約不適合...
パート2

問2 マンションの修繕積立金に関する次の記述のうち、民法(平成30年法律第42号)及び管理組合の規約によれば、正しいものはいくつあるか。

ア 修繕積立金は、管理組合の設立時に規約で定められ、組合員の合意により変更することができる。 イ 修繕積立金の使途は、原則として大規模修繕工事に限られ、日常の修繕には使用できない。 ウ 修繕積立金は、管理組合が管理する共用部分の修繕にのみ使...
パート1

【問 17】 乙マンション508号室の所有者Xが死亡し、Xの兄弟であるY及びZがXを共同で相続した。Xの遺産は、508号室と現金2,000万円である。この場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。ただし、Xの遺言はないものとする。

1 YZ間の遺産分割の協議により、508号室と2,000万円をYが取得し、Zは何も取得しない旨の遺産分割をした場合、この協議は無効である。 2 YZ間の遺産分割の協議により、508号室をYが、2,000万円をZがそれぞれ取得する旨の遺産分割...
パート1

【問 16】 Cが所有する乙マンションの205号室を賃貸期間3年と定めて事務所用途としてDに賃貸した場合に関する次の記述のうち、民法及び借地借家法の規定によれば、誤っているものはどれか。

1 CD間の契約が、定期建物賃貸借でない場合、Cが、Dに対し、期間満了の6ヵ月前までに更新をしない旨の通知をしなかった場合、Dは期間の定めのない賃貸借契約として更新することができる。 2 CD間の契約が、定期建物賃貸借である場合、Cが、Dに...
パート1

【問 15】 甲マンション401号室を所有しているXが以下の行為を行った場合に関する次の記述のうち、民法及び借地借家法(平成3年法律第90号)の規定によれば、誤っているものはどれか。

1 Xが、Yとの間で、401号室の持分を一部Yに譲渡する旨の譲渡契約を成立させるためには、書面によって契約をする必要がある。 2 Xが、Zとの間で、401号室を無償でZに貸す旨の使用貸借契約を成立させるためには、401号室の明示的な意思表示...
パート1

【問 14】 Xが所有する乙マンションの302号室を賃料月額30万円としてYに賃貸し、令和5年9月分の賃料をZがXに対して弁済しようとする場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはどれか

1 XY間の賃貸借契約において、Y以外の第三者の賃料支払を禁止していたときは、Zが弁済をするについて正当な利益を有していなくても、XはZの弁済を受領することができる。 2 XY間の賃貸借契約において、Y以外の第三者の賃料支払を禁止していなか...
パート1

【問 13】 Pは、Qとの間で、乙マンションの1室である601号室をQに売却する旨の売買契約を締結した。この場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。

1 Pが601号室のリフォーム工事を行った際、必要な許可を取得していないとき、区分所有権の移転登記がPからQに経由されていないとき、Qは、Pに対して、工事の撤去を求めることができる。 2 PからQへの601号室の区分所有権の移転登記が経由さ...
パート1

【問 12】 Xは、Yとの間で、乙マンションの1室である303号室をYに売却する旨の売買契約を締結した。この場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはどれか。

1 Xが、303号室を売却する旨の意思表示をした際、その意思とは異なる表現をしてしまい、Yがそのことを知り、又は知ることができたときは、売買契約は無効となる。 2 Xが303号室を売却するつもりはなかったが、高額な医療費がかかり、Yと相談の...
パート1

【問 7】 乙マンション202号室の所有者Xが死亡し、Xの相続人である夫Yと娘Zは、遺産分割協議中である。この場合に関する次の記述のうち、区分所有法及び民法の規定並びに判例によれば、誤っているものはどれか。

1 YとZが、Zを議決権行使者と定める旨の合意をし、管理組合に議決権行使者をZとする旨の通知をしている場合、Zが議決権を行使する際に、再度その旨の通知を行う必要はない。 2 YとZが議決権を行使すべき者一人を定めていない場合、Zが大学生とし...
パート1

【問 4】 乙マンションにおける管理組合の役員としてBが選出された場合の役員の責務等に関する次の記述のうち、区分所有法及び民法(明治29年法律第89号)の規定によれば、正しいものはどれか。ただし、規約に別段の定めはないものとする。

1 Bは、共用部分の保守・管理活動を行う際、著しい変更を伴わない限り、集会の決議は必要ない。 2 Bが乙マンションの安全対策に関する機器の購入を独断で行い、高額な費用を支払った場合、その購入が集会の決議に基づくものであっても、善良な役員の注...