問8 区分所有法
マンションの共用部分に関する次の記述のうち、区分所有法の規定によれば、誤っているものはどれか。
1 共用部分の修繕には、原則として区分所有者全員の同意が必要である。
2 共用部分の変更を行う場合、特定の区分所有者に不利益を及ぼすときは、その区分所有者の同意が必要である。
3 共用部分への設備の追加には、総会の決議により決定される。
4 共用部分の使用に関しては、管理規約でその使用方法や制限を定めることができる。
問8 解答
正解 1 (難易度:C)
1.× 誤っている。共用部分の修繕については、区分所有法によれば、原則として区分所有者全員の同意は必要ありません。共用部分の修繕は、通常、管理組合による総会の決議によって行われます。
2.○ 正しい。共用部分の変更が特定の区分所有者に不利益を及ぼす場合、その区分所有者の同意が必要です。これは、個々の区分所有者の権利を保護するための規定です。
3.○ 正しい。共用部分への設備の追加は、管理組合による総会での決議によって決定されます。これにより、共用部分の適切な管理と利用が保証されます。
4.○ 正しい。共用部分の使用に関する規定は、管理規約で設定することが可能です。これにより、共用部分の効率的かつ適切な使用が可能となり、区分所有者間のトラブルを防ぐことができます。
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