問24 警備業法(昭和47年法律第117号)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

パート2

1 警備業法は、警備業を営む者が警備業務の実施に当たって、依頼者に対して安全に関する適切な助言を提供する義務を負うことを定めている。

2 警備業法においては、警備業を営む者は警備員の採用に際して、その身元を確認し、警察署にその旨を届け出なければならないと規定されている。

3 警備業者は、警備業務の実施に当たっては、依頼者と共に危険を予見し、必要な安全対策を講じなければならないが、その範囲は法律で具体的に定められていない。

4 警備業者は、警備業務の実施にあたり、依頼者から受けた情報を無断で第三者に開示することは禁止されており、違反した場合、刑事罰が科せられる。

問24 解答

正解 3 (難易度 C)

1.× 解説:警備業法には警備業を営む者が依頼者に対して安全に関する適切な助言を提供する義務についての明確な規定はない。

2.○ 正しい:警備業法第26条に基づき、警備業者は警備員の採用に際してその身元を確認し、警察署にその旨を届け出なければならない。

3.× 解説:警備業法は警備業者と依頼者が危険を予見し、必要な安全対策を講じることについて具体的に規定していない。警備業者の義務は主に警備業務の適切な実施に関連している。

4.× 解説:警備業法には、警備業者が依頼者から受けた情報を第三者に無断で開示することに関する具体的な刑事罰の規定は存在しない。しかし、情報の開示に関する規制は他の法律で規定される可能性がある。

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