問43 マンションの駐車場設備に関する次の記述のうち、建築基準法(昭和25年法律第201号)及び関連する告示に基づき、誤っているものはどれか。

パート3

1 マンションの敷地面積が1,000㎡以上の場合、敷地内に自動車の駐車場を設けることが義務付けられている。

2 建築基準法の規定により、地下駐車場を設置する場合には、排煙設備を設けることが必要である。

3 マンションの駐車場設備において、大型車用の駐車スペースは、全駐車スペースの10%以上を確保しなければならない。

4 機械式駐車場設備の設置には、国土交通省令で定める安全基準を満たす必要がある。

問43 解答

正解 3 (難易度A)

1 ○ 建築基準法及び都市計画法の規定によると、一定規模以上の建築物には駐車場の設置が義務付けられている。これは法律の基本的な要件である。

2 ○ 建築基準法の規定により、地下駐車場には火災時の煙の排出を目的とした排煙設備の設置が義務付けられており、これは建築物の安全性を確保するための措置である。

3 × 建築基準法や関連する告示には、大型車用の駐車スペースを全駐車スペースの10%以上確保するという具体的な割合に関する規定はない。この選択肢は実際の法律に基づいていないため誤りである。

4 ○ 機械式駐車場設備の安全基準は、国土交通省令で定められており、その基準を満たすことが法律で求められている。これは機械式駐車場の安全性を確保するための法的要件である。

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