【問 24】 警備業に関する人員の訓練や業務態様に関する次の記述のうち、警備業法(昭和47年法律第117号)の規定によれば、誤っているものはどれか。

パート1

1 警備業者は、新たに警備員として雇用した者に対して、実務を開始する前に、必要な業務の知識及び技能を修得させるための研修を行わなければならない。

2 警備員が警備業務中に使用する機器や装備について、定期的な点検やメンテナンスを行うことは、警備業法に明確に規定されている。

3 警備業者が警備業務を受託する場合、事前にその場所の安全対策や状況に関する情報を収集し、その基に警備業務の方法や範囲を定めることが求められる。

4 警備業者は、その業務遂行中に知り得た顧客の情報や機密情報を、他の業務で利用することが禁じられており、違反した場合、罰則が科せられる。

問24 解答

正解 2 (難易度:C)

1.○ 正しい

警備業法第13条に基づき、警備業者は、新たに警備員として雇用した者に対して、実務を開始する前に、必要な業務の知識及び技能を修得させるための研修を行わなければならない。

2.× 解説

警備業法には、警備員が警備業務中に使用する機器や装備に関する定期的な点検やメンテナンスについての明確な規定はない。そのため、この選択肢の記述は誤りである。

3.○ 正しい

警備業法第12条に基づき、警備業者が警備業務を受託する場合、事前にその場所の安全対策や状況に関する情報を収集し、その基に警備業務の方法や範囲を定めることが求められる。

4.○ 正しい

警備業法第30条に基づき、警備業者は、その業務遂行中に知り得た顧客の情報や機密情報を、他の業務で利用することが禁じられている。違反した場合には、罰則が科せられる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました