４－２３　次の記述のうち、印紙税に関して正しいものはどれか。

問２３　税関係

次の記述のうち、印紙税に関して正しいものはどれか。

１　土地の賃貸借契約書には、契約期間に関わらず一律の印紙税が課される。

２　不動産の売買契約書で、売買価格が記載されていない場合、印紙税は課されない。

３　株式譲渡契約書には、取引される株式の時価総額に基づいて印紙税が課される。

４　遺産分割協議書において、遺産の価値が記載されている場合、その価値に基づいて印紙税が課される。

問２３　解答

正解　４　（難易度：C）

１．×　誤っている。土地の賃貸借契約書に課される印紙税は、契約期間と賃料額に応じて異なる。これは印紙税法施行令第1条に基づく。

２．×　誤っている。不動産売買契約書が印紙税の課税対象となるためには、契約書に売買価格が記載されている必要がある。売買価格が記載されていない場合、印紙税は課されるが、その基準は異なる場合がある。これは印紙税法第2条に基づく。

３．×　誤っている。株式譲渡契約書には、株式の時価総額ではなく、譲渡される株式の数に応じた印紙税が課される。これは印紙税法施行令第1条に基づく。

４．○　正しい。遺産分割協議書に記載された遺産の価値に基づいて印紙税が課される。これは印紙税法第2条に基づく。遺産分割協議書に記載されている遺産の価値が印紙税の課税基準となる。