4-13次の記述のうち、区分所有法に基づく規定によれば、誤っているものはどれか。

問13 権利関係

次の記述のうち、区分所有法に基づく規定によれば、誤っているものはどれか。

1 区分所有者は、自己の専有部分の利用について、他の区分所有者の利害を害するような方法で行ってはならない。

2 共用部分における大規模な修繕は、区分所有者の過半数の同意を得て行われなければならない。

3 区分所有者が規約に反して共用部分を使用している場合、管理組合は裁判所にその使用停止を求めることができる。

4 新規に設定される管理規約は、区分所有者全員の同意を得て作成されなければならない。

問13 解答

正解 2 (難易度:B)

1.○ 正しい。区分所有法第13条によれば、区分所有者は自己の専有部分を利用する際に、他の区分所有者の利害を害するような方法で使用してはならないと定められています。

2.× 誤っている。区分所有法第41条によれば、共用部分の大規模な修繕については、管理組合の議決によって行われます。これは、区分所有者の過半数の同意ではなく、議決による決定が必要であることを意味します。

3.○ 正しい。区分所有法第30条によれば、管理組合は、規約に反して共用部分を使用している区分所有者に対して、その使用停止を裁判所に求めることができます。

4.○ 正しい。区分所有法第39条によれば、新規に設定される管理規約は、区分所有者全員の同意を得て作成されなければならないと定められています。これは、全ての区分所有者が規約の内容に同意することを要求するものです。

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