第二回 問44 宅建業法 重要事項説明書(35条書面) 難易度B

宅地建物取引業者が行う宅地建物取引業法第35条に規定する重要事項の説明についての次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。なお、説明の相手方は宅地建物取引業者ではないものとする。

ア 土地の売買契約において、取引対象となる土地が、土壌汚染対策法に基づく調査で汚染が確認された場合、その調査結果の概要を説明しなければならない。

イ 賃貸借契約において、対象となる建物が築30年以上のものであるときは、建物の老朽化に関する情報や、近隣の再開発計画の有無などを説明しなければならない。

ウ 建物の売買において、その建物が特定の建築基準法に基づく耐震基準を満たしていない場合、その事実と、耐震補強工事の有無やその内容について説明しなければならない。

1.一つ

2.二つ

3.三つ

4.なし

問44 解答

正解 2 (難易度B)

1.○ 正しい:宅地建物取引業法第35条に基づく重要事項の説明において、土地の売買契約に関する取引対象となる土地が土壌汚染対策法に基づく調査で汚染が確認された場合、その調査結果の概要を説明する義務がある。

2.× 解説:宅地建物取引業法第35条に基づく重要事項の説明において、賃貸借契約に関する建物の老朽化や近隣の再開発計画の有無についての説明義務は特に規定されていない。

3.○ 正しい:宅地建物取引業法第35条に基づく重要事項の説明において、建物の売買契約に関する取引対象となる建物が特定の建築基準法に基づく耐震基準を満たしていない場合、その事実と、耐震補強工事の有無やその内容について説明する義務がある。

したがって、正しい記述はアとウの2つである。

コメント

タイトルとURLをコピーしました