都市計画法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1.都市計画区域の外では、建築基準法の制限は適用されない。
2.近隣住居地域は、商業地域や工業地域とは異なり、主として住宅の建設を目的として定められる地域である。
3.市街化調整区域は、都市計画上、将来の市街地としての開発を前提として設定される。
4.道路区域としては、歩行者専用の道路も含まれるが、自転車専用の道路は含まれない。
問15 解答
正解 2 (難易度B)
1.× 都市計画区域の外でも建築基準法の制限は適用される。建築基準法は都市計画区域の内外に関わらず、建築に関する基準を定める法律である。都市計画法とは別に適用される。[参照:建築基準法 第2条]
2.○ 正しい。近隣住居地域は、商業地域や工業地域とは異なり、主として住宅の建設を目的として定められている。[参照:都市計画法 第8条]
3.× 市街化調整区域は、都市計画上、市街地化を抑制するための区域として設定される。市街地としての開発を前提として設定されるのではない。[参照:都市計画法 第10条]
4.× 道路区域には、歩行者専用の道路も含まれるが、自転車専用の道路も含まれる。自転車道は歩行者や自動車と異なる独自の道路として扱われることはない。[参照:道路法 第2条]
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