第二回　問４６　住宅金融支援機構　難易度B

独立行政法人住宅金融支援機構（以下この問において「機構」という。）に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

１．機構は、都市再生の推進や地域の活性化を図るための賃貸住宅の建設に必要な資金の貸付けを業務として行っている。

２．機構は、住宅の耐震改修や省エネルギー化のためのリフォームに必要な資金の貸付けを業務として行っていない。

３．機構が証券化支援事業において譲り受ける貸付債権は、自ら居住する住宅の新築や購入に関するものだけでなく、リフォームや改修に関するものも含まれる。

４．機構は、都市部の過疎化や高齢化が進む地域において、集合住宅の建設や改修に必要な資金の貸付けを業務として行っている。

問４６　解答

正解　２　（難易度：B）

１．○　正しい

独立行政法人住宅金融支援機構は、都市再生や地域の活性化を図るための賃貸住宅の建設に関する資金の貸付けを行っている。これは、地域の住宅供給を安定させ、住生活の向上を図るためのものである。

２．×　解説

実際には、機構は住宅の耐震改修や省エネルギー化のためのリフォームに必要な資金の貸付けも業務として行っている。これは、住宅の品質向上や環境対応を促進するためのものである。

３．○　正しい

機構が証券化支援事業において譲り受ける貸付債権は、新築や購入に関するものだけでなく、リフォームや改修に関するものも含まれる。これにより、多様な住宅ニーズに対応することができる。

４．○　正しい

都市部の過疎化や高齢化が進む地域では、集合住宅の建設や改修が必要とされることが多い。機構は、これらの地域においても、集合住宅の建設や改修に関する資金の貸付けを行っている。