1 .共同住宅用自動火災報知設備の感知器の設置場所の1つとして、住戸内の居室がある。
2 .マンションにおける誘導灯は、大きさの区分でC級以上を設置することとされている。
3 .非常照明の床面照度は、蛍光灯器具では2 ルクス以上を確保しなければならない。
4 .自動火災報知設備は、火災発生後の異常現象をとらえて警報を発するとともに、消火機能も有していなければならない。
問41 解答
正解 4 (難易度:B)
1.○ 正しい:共同住宅においては、住戸内の居室にも火災報知設備の感知器を設置することが推奨されています。これにより、火災の初期段階での早期発見を図ることができます。
2.○ 正しい:誘導灯の大きさの区分にはA級からD級までがあり、マンションにおいては、適切な視認性を確保するためにC級以上の誘導灯の設置が求められています。
3.○ 正しい:非常照明には、停電や火災発生時などの緊急時に避難を支援する目的があり、そのための床面照度として蛍光灯器具では2 ルクス以上を確保することが求められています。
4.× 解説:自動火災報知設備は、火災の発生を早期に察知し、警報を発するためのものであり、消火機能を有している必要はありません。消火機能は、別の設備、例えばスプリンクラー設備などが担っています。
解説:マンションの警報設備や避難設備は、火災やその他の緊急事態が発生した際に、住民の安全を確保するための重要な設備であり、それぞれの設備が果たす役割や機能を正確に理解することは極めて重要です。
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