令和元年度問2鉄筋コンクリート造に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

コンクリート

問2 コンクリート

鉄筋コンクリート造に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 .純ラーメン構造は、耐震壁がないためプランの自由度は高く、広い開口部が得られる。

2 .壁式構造は、壁と床版で構造体を構成しているため耐震性が高く、10階建て程度までのマンションに多く採用されている。

3 .現場打ち工法は、鉄筋を組み上げた後にその周囲に型枠を組んでコンクリートを打設し、硬化した後に型枠を外して構築する。

4 .プレキャストコンクリート工法は、あらかじめ現場構内等で壁や床の鉄筋コンクリート板、柱及び梁を製造し、それらを現場で組み立てて構築する。

問2 解答

正解 2 (難易度:B)

  1. × 純ラーメン構造は、柱と梁のみで構成される構造であり、耐震壁を含まないため、プランの自由度が高く広い開口部を設けることができます。これは適切な記述であり、ラーメン構造の特徴を正確に反映しています。
  2. ○ 壁式構造は、壁と床版で構造体を構成し、確かに耐震性が高いとされますが、この構造が10階建て程度までのマンションに「多く採用されている」という表現は不適切です。実際には、壁式構造は高さ制限や設計の柔軟性に制約があり、必ずしも10階建て程度の建物に広く採用されているわけではありません。構造の選択は、建物の用途、規模、地域の法規等によって決定されます。
  3. × 現場打ち工法は、鉄筋を組み立てた後に型枠を組み、コンクリートを打設して硬化後に型枠を外すというプロセスで行われます。この記述は現場打ちコンクリート工法の基本的な工程を正しく説明しており、適切です。
  4. × プレキャストコンクリート工法は、事前に製造した鉄筋コンクリートの部材(壁、床板、柱、梁など)を現場で組み立てて建物を構築する方法です。この工法は特に工期の短縮や品質管理の向上に有効であり、適切な記述です。

選択肢に類似の過去問は特定できませんでした。不正解の選択肢については、壁式構造の一般的な採用状況に関する誤解を指摘しました。建築設計における構造体の選定は多様な要因に基づくため、一般化された表現には注意が必要です。

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