問36 ガス
1 .マンションでは、高圧供給方式によってガスが供給されている。
2 .中圧供給方式は、一般にガス使用量が300㎥ /hを超えるガス機器を対象としている。
3 .低圧供給方式は、比較的ガス使用量の少ない空気調和用のガス機器が対象に含まれている。
4 .供給されるガスの種類は発熱量の高さにより種類があるが、現在は13Aが主流となっている。
問36 解答
正解 1 (難易度:B)
- ○ マンションで高圧供給方式が用いられることは一般的ではない。実際には、多くのマンションでは低圧または中圧の供給方式が一般的である。高圧供給方式は大規模な施設や工業用途で使用されることが多く、マンションのような住宅用途で広く採用されることは少ない。したがって、この記述は不適切である。
- × 中圧供給方式は、ガス使用量が比較的大きい施設に対して使用されることがあり、300㎥/hを超えるガス機器を対象とする場合がある。この記述は、一般的な中圧供給方式の適用範囲を表しており、適切である。
- × 低圧供給方式は、比較的ガス使用量の少ない家庭や小規模な商業施設で使用されることが多い。空気調和用のガス機器も、低圧供給方式の対象となることがあり、この記述は適切である。
- × 供給されるガスの種類には発熱量による種類があり、日本では13A(都市ガス)が主流となっている。この記述は、日本における都市ガスの現状を正確に反映しており、適切である。
選択肢に類似の過去問は特定できませんでした。不正解の選択肢については、都市ガスの供給方式に関する一般的な理解を誤っている点を指摘しました。マンションにおける高圧供給方式の採用は一般的ではなく、この点が最も不適切な記述となります。
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