問20 シーリング
ア.シリコーン系(2成分形)シーリング材の上に、変成シリコーン系(2成分形)シーリング材を施工する。
イ.ポリサルファイド系(2成分形)シーリング材の上に、ポリウレタン系シーリング材を施工する。
ウ.変成シリコーン系(2成分形)シーリング材の上に、変成シリコーン系(1成分形)シーリング材を施工する。
エ.ポリウレタン系シーリング材の上に、変成シリコーン系(2成分形)シーリング材を施工する。
1 .ア・イ
2 .ア・ウ
3 .イ・エ
4 .ウ・エ
問20 解答
正解 3 (難易度:B)
ア.× 不適切。シリコーン系(2成分形)シーリング材の上に変成シリコーン系(2成分形)シーリング材を施工することは推奨されません。シリコーン系と変成シリコーン系材料間では、接着性や互換性の問題が発生する可能性があります。
イ.○ 適切。ポリサルファイド系(2成分形)シーリング材の上にポリウレタン系シーリング材を施工することは可能です。これらの材料は互換性があり、改修方法として一般的に受け入れられています。
ウ.× 不適切。変成シリコーン系(2成分形)シーリング材の上に変成シリコーン系(1成分形)シーリング材を施工することは推奨されません。同じ系統の材料であっても、成分形態が異なる場合、適切な接着や互換性が確保されない可能性があります。
エ.○ 適切。ポリウレタン系シーリング材の上に変成シリコーン系(2成分形)シーリング材を施工することは可能です。これらの材料間でも適切な互換性と接着が期待でき、実際の改修作業で広く用いられています。
解説:既存シーリングの改修では、新たに施工するシーリング材と既存のシーリング材との間の互換性が重要です。材料間の化学的特性や接着性、耐久性などを考慮する必要があります。ポリサルファイド系とポリウレタン系、ポリウレタン系と変成シリコーン系の組み合わせは一般的に良好な互換性を示し、改修方法として適切であるため、選択肢3(イ・エ)が最も適切な組み合わせです。
コメント