令和5年度問1 国土交通省が公表している令和3年末時点の全国の分譲マンションの新規供給戸数及びストック戸数の推計に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

令和5年度

問1 統計

1 .マンションストック総数は、685万戸を超えている。

2 .昭和56年5月31日以前に建築確認を受けて建築された(旧耐震基準)マンションは、100万戸を超えている。

3 .2010年の新規供給戸数は、前年比で大きく増加に転じている。

4 .築40年超のマンションは、今後も増加が見込まれている。

問1 解答

正解 3 (難易度:B)

  1. ○ 国土交通省が公表しているデータによれば、令和3年末時点でのマンションストック総数は685万戸を超えているとされています。この記述は、公表されている統計データに基づいており、適切です。
  2. ○ 昭和56年5月31日以前に建築確認を受けて建築されたマンション(旧耐震基準)の戸数は、100万戸を超えているとされています。この記述も国土交通省の公表データに基づいており、正確です。
  3. × 2010年の新規供給戸数について「前年比で大きく増加に転じている」という記述は、具体的なデータを確認する必要があります。不動産市場には様々な要因が影響するため、一概に大きく増加したとは言えない場合もあります。この選択肢は、他の記述に比べて明確な根拠が不足しているため、最も不適切と判断されます。
  4. ○ 築40年を超えるマンションの数は、建築されてからの時間経過に伴い今後も増加すると見込まれています。これは建築されたマンションが年々古くなる自然な傾向に基づいており、適切な記述です。

不正解の選択肢3に関しては、正確なデータや市場の動向を示す資料を根拠にしていないため、最も不適切な記述です。参考となる資料には、国土交通省が公表する不動産市場に関する統計や報告書があります。それらの資料をもとに、新規供給戸数の年次変動を正確に把握することが重要です。

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