1 コンクリート壁等で、ひずみ、不陸等の著しい箇所は、目荒し、水洗い等のうえモルタル又は下地調整塗材で補修し、原則14日以上放置する。
2 セメント混和用ポリマーは、一般にモルタルに混入することにより、伸び能力や曲げ及び引張性能を改善するが、耐透水性の向上は望めない。
3 コンクリート下地セメントモルタル1回塗工法は、仕上厚又は総塗厚は15mm以下とする。
4 コンクリート下地セメントモルタル3回塗工法は、1回の塗厚は10mm以下とする。
問14 解答
正解 1 (難易度 C)
1 ○ 正しい
コンクリート壁のひずみや不陸等の補修には、目荒しや水洗いの後、モルタルや下地調整塗材で補修し、原則として14日以上放置することが推奨されています。これは、モルタルが十分に硬化し、下地が安定することを確実にするためです。
2 × 解説
セメント混和用ポリマーは、モルタルに混入することで伸び能力や曲げ及び引張性能を改善するだけでなく、耐透水性も向上する可能性があります。ポリマーの添加は、モルタルの密度を高め、水分の侵入を防ぐ効果があるためです。
3 × 解説
コンクリート下地セメントモルタル1回塗工法において、仕上厚又は総塗厚を15mm以下とする規定は特定されていない。実際の厚さは、作業要件や下地の状態に応じて異なる可能性がある。
4 × 解説
コンクリート下地セメントモルタル3回塗工法において、1回の塗厚を10mm以下とする規定は特定されていない。塗厚は、作業要件や下地の状態、使用される材料に応じて異なる可能性がある。
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