1 海岸地域のコンクリートは、表面に塩分が付着しやすく、それが内部に浸透していくことによって塩害が生じやすい。
2 コンクリートの単位水量が大きくなると硬化後の耐久性が増し、乾燥収縮が小さくなる。
3 コンクリートは、大気中の炭酸ガスやその他の酸性物質の浸透により、表面から徐々にアルカリ性が失われ、中性化が進行する。
4 ひび割れは、コンクリートの材料、調合、施工、使用環境、外力、又はそれらの組合せなどにより発生する。
問10 解答
正解: 2(難易度: B)
1 × 正しい。海岸地域のコンクリートは塩害により劣化する。
2 ○ 不適切。コンクリートの単位水量が大きくなると、逆に耐久性が低下し、乾燥収縮が増大する。
3 × 正しい。コンクリートは大気中の炭酸ガスや酸性物質の浸透により中性化が進行する。
4 × 正しい。ひび割れは、複数の要因によりコンクリートに発生する。
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