1 .ディスポーザー排水システムは、生ごみを破砕して水とともに専用排水管で排水して排水処理システムに導き、公共下水道の排除基準に合
致するように処理して放流するものである。
2 .マンションの排水管は、現在では、遠心力鉄筋コンクリート管の使用は少なくなっている。
3 .各戸・ループ通気方式は排水管と通気管を有する2管式で、超高層・高層マンションの排水方式で多く採用されている。
4 .鋳鉄管は接合にメカニカル接合・ゴムリング接合が使用されている。
問33 解答
正解 1 (難易度:C)
1.× 解説:ディスポーザーは確かに生ごみを破砕して水とともに排水する装置であるが、それが直接公共下水道の排除基準に合致するように処理して放流されるわけではない。ディスポーザーからの排水は、下水道や浄化槽等の下流の処理施設でさらに処理される。
2.○ 正しい:現代の建設技術の進歩により、遠心力鉄筋コンクリート管の使用は減少しており、他の材料や技術が採用されることが増えている。
3.○ 正しい:超高層・高層マンションでは、各戸・ループ通気方式という2管式の排水方式が多く採用されている。これは効率的な排水と通気を同時に実現するための方式である。
4.○ 正しい:鋳鉄管の接合には、メカニカル接合やゴムリング接合が一般的に使用されている。
解説:排水・通気設備に関して、多くの建物や施設では様々な技術や方法が採用されています。ディスポーザーの排水や、マンションの排水管の材料、通気方式など、これらの選択はその場所や条件に適したものを選択する必要があります。
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