試験範囲

パート3

問37 次の記述のうち、判例によれば、適切なものはいくつあるか。

ア 管理組合が共用部分の修繕に関する長期修繕計画を作成し、その実行に関する費用を各区分所有者に均等に負担させる旨を規約で定めた場合、各区分所有者はその負担について異議を唱えることはできない。 イ 区分所有者の集会で、特定の区分所有者に対して...
パート3

問36 マンション管理組合における異議申立てに関する次の記述のうち、民法および関連する法令や規約に基づいて、正しい順序に並べたものとして、最も適切なものはどれか。

ア 異議申立ての受理イ 異議申立ての内容の確認と検討ウ 異議申立ての通知エ 異議申立ての対応策の決定オ 異議申立ての結果の通知 異議申立ての処理順序  第一順位 第二順位 第三順位 第四順位 第五順位1 ア ウ イ エ オ2 ア イ エ ウ...
パート3

問35 区分所有のマンションにおける土地の使用権に関する次の記述のうち、法律に基づいて最も適切なものはどれか。

1 区分所有者は、マンションの土地に対して所有権を持っている。 2 区分所有者は、マンションの土地に対する使用権を持っており、使用権はマンションの売買契約によって承継される。 3 区分所有者は、マンションの土地に対する使用権を持っており、そ...
パート3

問34 マンションの共用部分の利用に関する次の記述のうち、区分所有法によれば、最も不適切なものはどれか。

1 共用部分は、区分所有者全員に利用権があり、その範囲内で利用することができる。 2 共用部分の利用は、区分所有者全員で構成する団体の規約や集会の決議に従わなければならない。 3 区分所有者全員で構成する団体が管理者を選任している場合、共用...
パート3

問33 マンションの管理規約に関する次の記述のうち、標準管理規約(単棟型)によれば、不適切なものはいくつあるか。

ア 専有部分の修繕に関しては、原則として各区分所有者が費用を負担し、その管理と維持を行うこととされています。 イ しかし、専有部分の窓ガラスが共用部分の外観に影響を与える場合、窓ガラスの交換や修繕は管理組合が費用を負担し、実施することができ...
パート3

問32 マンション管理組合総会での議事進行に関する次の記述のうち、民法、標準管理規約(単棟型)、標準管理規約(団地型)及び標準管理規約(複合用途型)によれば、不適切なものはいくつあるか。

ア 議決権の10%以上を有する組合員が議事録の訂正を求めたが、議長がこれを無視して議事を進めた。 イ 新しい管理組合の理事を選出する議案について、立候補者それぞれに対する賛否の投票を実施した。 ウ 議事進行中に組合員が突如として議題外の問題...
パート3

問31 理事と管理組合に関する次の記述のうち、法律及び標準管理規約(単棟型)に基づいて最も適切なものはどれか。

ア 理事は、総会の承認なしに管理組合の契約を締結することができる。 イ 理事の任期は、標準管理規約(単棟型)によれば、原則として2年とされている。 ウ 理事は、管理組合の運営に関する事項について、常に総会の承認を得る必要がある。 エ 管理組...
パート3

問30 次の記述のうち、標準管理規約(単棟型)によれば、修繕積立金を取り崩して充当することができるものとして最も適切なものはどれか。

共用部分の庭園の手入れに要する経費に充当する場合。 共用部分のエントランスの防犯カメラが故障し、その交換費に充当する場合。 共用部分に係る地震保険料に充当する場合。 組合が運営する駐車場の清掃に要する経費に充当する場合。
パート3

問29 マンション管理組合において次の記述のうち、区分所有法に基づいて適切でないものはいくつあるか。

ア 総会の議決権は、区分所有者1人につき1票と定めること。 イ 共用部分の修繕費用に関する事項を決定する総会が成立する定足数を、組合員総数の半数以上と定めること。 ウ 共用部分の改修(その形状又は効用の著しい変更を伴わないものを除く。)は、...
パート3

問28 長期修繕計画において、修繕工事費の予算算定方法として、修繕積立金ガイドラインによれば、最も適切なものはどれか。ただし、機械式駐車場に係る修繕積立金は考慮しないものとする。

a:建物の総専有床面積(㎡)b:予定される修繕工事の単価(円/㎡)c:予定される修繕工事の面積(㎡)d:予定される修繕工事の個数e:予定される修繕工事にかかる修繕工事費の総額(円) 1 e=a×b2 e=b×c3 e=a×c×d4 e=b×...
パート3

問27 長期修繕計画の策定および見直しに関する次の記述のうち、長期修繕計画作成ガイドラインによれば、適切なものはいくつあるか。

ア 長期修繕計画は、10年ごとに見直しを行い、必要に応じて更新することが必要である。 イ 長期修繕計画において、管理組合は専門家の意見を参考に、修繕積立金の額を設定することが推奨されている。 ウ 管理組合は、長期修繕計画の策定にあたり、区分...
パート3

問26 次の長期修繕計画作成ガイドライン本文のうち、「はじめに(2)長期修繕計画標準様式、長期修繕計画作成ガイドライン及び同コメントの必要性及び位置づけ②長期修繕計画標準様式、長期修繕計画作成ガイドライン及び同コメントの必要性」の(ア)~(ウ)に入る語句の組合せとして、最も適切なものはどれか。

長期修繕計画は、建物等の劣化対策として適切な修繕工事を行うために作成され、以下の要素を含むものとする。ⅰ 計画期間ⅱ (ア)ⅲ 推定修繕工事項目ⅳ (イ)ⅴ 収支計画これに基づいて、ⅵ (ウ)の算出を行います。長期修繕計画標準様式、長期修繕...
パート3

問25 長期修繕計画の見直しに関する次の記述のうち、長期修繕計画作成ガイドラインによれば、最も不適切なものはどれか。

1 長期修繕計画は、定期的に見直すことが求められ、また、その際には、併せて、修繕積立金の額も見直す必要がある。 2 長期修繕計画の見直しは、建物の老朽化や設備の更新により、修繕工事が新たに必要になった場合や、耐用年数の見直しが必要になった場...
パート3

問24 空調設備に関する次の記述のうち、建築基準法によれば、最も不適切なものはどれか。

1 全館空調設備は、建物全体の空調を一つのシステムで制御し、温度や湿度を一定に保つために使用される。 2 分散型空調設備は、各部屋ごとに独立した空調設備が設置されており、部屋ごとに異なる温度設定が可能である。 3 建築基準法によれば、共同住...
パート3

問23 照明設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 LED照明は、発光ダイオードを用いた照明であり、従来の白熱電球や蛍光灯に比べて、省エネ性が高く、寿命も長い。 2 日射センサーを用いた照明制御システムは、室内の自然光量に応じて照明の明るさを調整することができ、省エネ効果が期待できる。 ...
パート3

問21 マンションの外壁タイルの汚れや付着物の除去方法に関する次の記述のうち、「建築保全標準・同解説 JAMS4-RC 補修・改修設計規準」(一般社団法人 日本建築学会)によれば、最も不適切なものはどれか。

1 砂埃については、柔らかいブラシを用いて水洗いした。 2 コケについては、ワイヤブラシでかき落とした後に、水洗いした。 3 鳥の糞については、中性洗剤洗いをした後に、水洗いした。 4 アルミニウム腐食については、ディスクグラインダーを用い...
コンクリート

問20 コンクリートのひび割れの補修に関する次の記述のうち、「コンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針2013」(公益社団法人 日本コンクリート工学会)によれば、最も不適切なものはどれか。

1 外気温の変動による挙動が小さいひび割れ幅0.3mmの補修に、可撓性エポキシ樹脂による注入工法を適用した。 2 外気温の変動による挙動が小さいひび割れ幅0.8mmの補修に、アクリル樹脂系注入材による充填工法を適用した。 3 外気温の変動に...
コンクリート

問19 竣工後15年の時点で、コア採取によりコンクリートの中性化深さを測定したところ10mmであった場合に、この中性化が、かぶり厚さ30mmの鉄筋に到達するまで、竣工後15年時点から要する年数として、最も適切なものはどれか。

1 中性化深さは経過年数(t)に比例するので、鉄筋に到達するまで約45年かかる。 2 中性化深さは経過年数の二乗(t^2)に比例するので、鉄筋に到達するまで約5年かかる。 3 中性化深さは経過年数の平方根(√t)に比例するので、鉄筋に到達す...
パート3

問18 消防法第9条の3に規定する総合防災対策施設に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 総合防災対策施設とは、火災の発生に備え、適切な消火設備や避難設備を備えた建築物や施設をいう。 2 消防法の規定により総合防災対策施設を設置する必要がある場合には、その施設は、適切な消火設備や避難設備を備えるとともに、定期的な点検や維持が...
パート3

問17 建築基準法第42条及び同法施行令第42条の駐車場に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 建築物における駐車場は、建築物の用途に応じた駐車場の設置が義務付けられている。 2 建築物の駐車場には、自動車、二輪車、自転車用の駐車場が含まれる。 3 建築物の駐車場は、一定の規模以上の建築物に設置が義務付けられており、規模が小さい建...