試験種別

パート1

【問 45】 宅地建物取引業者Bが自ら賃貸契約としてアパートの一室を提供する場合、宅地建物取引業法第37条の規定に基づく重要事項の説明に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、説明の相手方は宅地建物取引業者ではないものとする。

1 Bは、当該アパートが所在する地域が洪水の危険性があると「水防法施行規則」に定められている場合、その情報をもとに買主に当該アパートのリスクについて説明しなければならない。 2 Bは、当該アパートの建築後10年が経過している場合、当該建物の...
パート1

【問 44】 宅地建物取引業法によれば、次の記述のうち、最も適切なものはどれか。ただし、仲介者とは、不動産の売買や賃貸契約の締結に関して、仲介を行う者をいう。

1 宅地建物取引業者や仲介者は、不動産取引に関しての広告を行う際には、物件の所在地、価格、面積、構造等、国土交通省令で定める事項について、明確かつ正確な情報を提供しなければならず、事実と異なる内容や誤解を招くような情報を表示してはならない。...
その他

【問 43】 国土交通省が公表している都市計画道路の拡張計画に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 令和3年末における都市計画道路の拡張計画に基づき、次の5年間で拡張予定の道路延長は、全国合計で約2,000kmとされている。 2 都市計画道路の拡張計画には、市区町村の都市計画区域内での主要道、幹線道、地区道を含む全ての計画道路が含まれ...
パート1

【問 42】 各種の法令に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 「駐車場法」によれば、一定規模以上の商業施設を建設する際には、敷地内に一定数以上の駐車スペースを確保することが義務付けられており、この基準を満たさない場合、建築許可が下りない。 2 「高齢者の福祉に関する法律」によれば、マンション等の共...
パート1

【問 41】 区分所有者Xが、自己の所有するコンドミニアムの専有部分をYに賃貸する契約において、XY間で合意した次の特約のうち、民法及び借地借家法の規定によれば、無効であるものを全て含む組合せはどれか。

ア Yが、賃料を3回以上滞納した場合、Xは賃貸契約を無通知で終了する特約 イ Yは、賃貸借の契約期間中、当該物件を第三者に再賃貸することができる特約 ウ Yが破産した場合、賃貸借契約は自動的に終了する特約 エ YがXの承認なしに、専有部分の...
パート1

【問 40】 中古の分譲マンションの売買契約においての売主の担保責任に関する次の記述のうち、住宅の品質確保の促進等に関する法律(以下、本問において「品確法」という。)によれば、最も不適切なものはどれか。

1 中古の分譲マンションの場合、建築後3年以内に買主への引渡しが行われた場合、その売主が瑕疵担保責任を負う期間は、買主が引渡しを受けた時から7年間とされる。 2 買主が購入後2年以内に当該マンションを第三者に転売した場合に、その第三者(転得...
パート1

【問 39】 次の記述のうち、判例によれば、適切なものはいくつあるか。

ア 区分所有者が共用部分である屋上をイベントスペースとして利用し、料金を徴収する場合、その収益は全ての区分所有者のものとなり、特定の区分所有者が独自に収益を享受することはできない。 イ 理事長が病気などで長期間職務を果たせなくなった場合、規...
パート1

【問 38】 次の記述のうち、判例によれば、適切なものはいくつあるか。

ア 区分所有者が設置した自動車駐車場の利用料金は、全ての区分所有者が等しく負担しなければならないという決議を行った場合、特定の区分所有者のみに過度な利用料金の請求が行われることはない。 イ 管理組合がエレベーターの全面リニューアル工事を行う...
パート1

【問 37】 管理組合が管理費等の請求を行う際の期間制限を判断する要素である次のア~オについて、民法の規定によれば、優先順位の高い順に並べたものとして、最も適切なものはどれか。

ア 規約で定められた期間制限 イ 管理組合が組合員に通知した期間制限 ウ 組合員からの反対意見に基づく期間制限 エ 組合員の利益に基づく期間制限 オ 一般的な取引慣習に基づく期間制限 1 第一順位ア 第二順位ウ 第三順位イ 第四順位エ 第五...
パート1

【問 36】 集会及び集会招集通知に関する次の記述のうち、区分所有法によれば、最も適切なものはどれか。

1 規約には集会の招集の通知を少なくとも会日の2週間前までに発すると定めていたが、集会の会議の目的たる事項が理事会でまとまらなかったため、集会の開催日時及び場所を会日の2週間前に通知し、その1週間後に会議の目的たる事項が記載された招集の通知...
パート1

【問 35】 マンションの建替えに関する次の記述のうち、民法及び区分所有法によれば、最も適切なものはどれか。

1 建替えを決議するには、管理組合の総会において出席した区分所有者の4/5以上の同意が必要である。 2 建替え工事の費用超過について、総会での決議内容と異なる場合、追加での工事費用は全て管理組合の負担となる。 3 建替え後の新たな建物におい...
パート1

【問 34】 マンション管理組合の収入・支出に関する次の記述のうち、区分所有法によれば、最も不適切なものはどれか。

1 管理組合の収入は、管理組合が所有する共用部分の使用に対する使用料、その他の収入から成る。 2 管理組合の支出には、共用部分の修繕、保守、清掃等の費用や管理組合の事務運営に関する費用が含まれる。 3 管理組合は、収入をもたない場合でも、そ...
パート1

【問 33】 共用部分と専有部分の境界に位置する設備や施設の管理に関して、組合員から次のア~エの順で質問があった。標準管理規約(単棟型)によれば、不適切なものはいくつあるか。

ア 玄関ドアは共用部分と専有部分の境界に位置するが、その修繕や交換は基本的に各区分所有者の責任となるのでしょうか。 イ バルコニーの床や防水処理は、専有部分に位置するが、これに関する修繕や交換の費用は管理組合が負担するのが原則です。 ウ 廊...
パート1

【問 32】 マンションの管理組合総会における議決権行使に関する次の記述のうち、民法、標準管理規約(単棟型)、標準管理規約(団地型)及び標準管理規約(複合用途型)によれば、不適切なものはいくつあるか。

ア 総会に出席していない組合員が、メールでの議決権行使を希望し、それを認めた。 イ 複数住戸の所有者である組合員が、一部の住戸に関する議決権行使書を提出したものの、他の住戸に関しては提出しなかったため、提出された住戸分の議決権のみを認めた。...
パート1

【問 31】 理事会の権限と職務に関する次の記述のうち、標準管理規約(単棟型)によれば、適切なものはいくつあるか。

ア 新しい管理会社を選定する権限は、理事会の出席理事の過半数の同意により決定することができる。 イ 緊急の場合には、理事会の承認を得ずに、会計担当理事が一時的な支出をすることが許される。 ウ 理事会の決議には、出席理事の3分の2以上の同意が...
パート1

【問 30】 次の記述のうち、標準管理規約(単棟型)によれば、管理費を取り崩して充当することができるものとして最も適切なものはどれか。

1 エレベーターの内装を組合員の希望によりリニューアルするための費用に充当する場合。 2 共用部分のエントランスホールに新しい装飾植物を購入するための費用に充当する場合。 3 共用部分の防犯カメラが故障したため、新たなカメラを購入する費用に...
パート1

【問 29】 マンション管理組合の運営に関する次の記述のうち、区分所有法によれば、不適切なものはいくつあるか。

ア 管理組合の理事の再選を禁止する規定を設けること。 イ 共用部分の修繕に関する事項を決定する総会の定足数を組合員総数の4分の3以上と定めること。 ウ 共用部分の一部を専有部分として利用する変更は、組合員総数の過半数及び議決権総数の3分の2...
パート1

【問 28】 修繕予算の作成において、長期修繕計画の修繕積立金目安を知るための専有面積当たりの月額単価を求める場合の式として、修繕積立金ガイドラインに基づき、最も適切なものはどれか。ただし、共用部分の修繕に関する積立金は除外する。

h:計画期間初めの修繕積立金の残高(円)i:計画期間中の修繕に要する総費用(円)j:計画期間中のその他の繰り入れ額の合計(円)k:マンションの建築総床面積(㎡)l:マンションの総専有床面積(㎡)m:長期修繕計画の計画期間(ヶ月)n:計画期間...
パート1

【問 27】 長期修繕計画の実施における管理組合の責務に関する次の記述のうち、長期修繕計画作成ガイドラインによれば、正しいものはいくつあるか。

ア 管理組合は、長期修繕計画を実施するにあたり、専門家の意見やアドバイスを収集し、その上で具体的な工事内容や時期を決定することが望ましい。 イ 管理組合は、計画の途中で予期せぬ建物の劣化や損傷が発覚した場合、それを無視し元の計画通りに進める...
パート1

【問 26】 次の長期修繕計画における重要な概念に関する記述のうち、「はじめに(2)長期修繕計画の基本的構成、修繕工事の優先度決定基準及びその評価方法に関する考察」の(ア)~(ウ)に入る語句の組合せとして、最も適切なものはどれか。

長期修繕計画の適切な進行のためには、以下の要素が考慮される必要があります。 ⅰ 修繕工事の頻度 ⅱ 使用される材料の質 ⅲ (ア) ⅳ 予想される総工事費 ⅴ 関連する外部専門家の協力 これらの要素に基づいて、 ⅵ (イ) の策定を進めます...