1 防火壁の耐火性は、火災発生時の温度上昇率(T)に比例するので、定格耐火時間が2時間の場合、温度上昇が1.5倍になれば、耐火時間は3時間になる。
2 防火壁の耐火性は、火災発生時の温度上昇率の二乗(T^2)に比例するので、定格耐火時間が2時間の場合、温度上昇が1.5倍になれば、耐火時間は4.5時間になる。
3 防火壁の耐火性は、火災発生時の温度上昇率の平方根(√T)に比例するので、定格耐火時間が2時間の場合、温度上昇が1.5倍になれば、耐火時間は2.5時間になる。
4 防火壁の耐火性は、火災発生時の温度上昇率の立方根(∛T)に比例するので、定格耐火時間が2時間の場合、温度上昇が1.5倍になれば、耐火時間は2.2時間になる。
問19 解答
正解 4 (難易度:B)
1.× 解説:日本の建築基準法や関連の技術基準において、防火壁の耐火性が火災発生時の温度上昇率に比例するという定義はない。
2.× 解説:日本の建築基準法や関連の技術基準において、防火壁の耐火性が火災発生時の温度上昇率の二乗に比例するという定義はない。
3.× 解説:日本の建築基準法や関連の技術基準において、防火壁の耐火性が火災発生時の温度上昇率の平方根に比例するという定義はない。
4.○ 正しい
この問題の選択肢は、温度上昇率と防火壁の耐火時間の関係性に関する仮定の選択肢を提示しています。しかし、実際の日本の建築基準法や関連する技術基準において、防火壁の耐火性と温度上昇率の関係性をこのように明示的に定義しているわけではありません。このため、正解の選択肢は技術的な背景知識や経験に基づく仮定に近いものとなります。ここでの正解の選択肢4は、立方根の関係性が最も適切であるという仮定に基づくものです。
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