4-24 長期修繕計画作成ガイドラインに基づく長期修繕計画の見直しに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

パート4

問24 長期修繕計画

長期修繕計画作成ガイドラインに基づく長期修繕計画の見直しに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 長期修繕計画は、原則として5年ごとに見直すことが推奨されている。

2 見直しの際には、新たな法令の適用や建築技術の進展を考慮する必要がある。

3 修繕積立金の適正額の再計算を行い、将来の修繕費用に対応するための財源計画を検討することが必要である。

4 長期修繕計画の見直しは、管理組合の理事会で決定するだけで十分であり、総会での承認は不要である。

問24 解答

正解 4 (難易度:C)

1.○ 長期修繕計画の見直しは、状況の変化に応じて定期的に行うことが重要であり、5年ごとの見直しが一般的に推奨されています。これにより、計画の現実性を保ち、必要な修繕を適切に行えるようにする。

2.○ 見直しの際には、新たに施行された法令や建築技術の進展などの外部環境の変化を考慮することが重要です。これにより、計画が最新の要件に適合することを確保します。

3.○ 修繕積立金の適正額の再計算は、長期修繕計画の見直しにおいて不可欠です。将来の修繕費用に対応するために必要な財源計画を検討し、積立金の額を適切に設定する必要があります。

4.× 長期修繕計画の見直しは、管理組合の理事会での決定だけでは不十分です。最終的な計画の承認は、管理組合の総会での承認が必要です。これにより、計画の透明性が保たれ、区分所有者全体の合意を得ることができます。

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