問23 長期修繕計画
長期修繕計画作成における費用見積もりに関する次の記述のうち、長期修繕計画作成ガイドラインによれば、不適切な記述のみを全て含むものは次の 1 ~ 4 のうちどれか。
ア 長期修繕計画における費用見積もりは、過去の修繕実績に基づいて行うことが望ましい。
イ 費用見積もりには、将来の物価変動や経済情勢を考慮する必要がある。
ウ 新たな設備の導入や機能追加に伴う費用は、長期修繕計画に含める必要はない。
1 ア
2 ア・ウ
3 イ・ウ
4 ア・イ・ウ
問23 解答
正解 3 (難易度:B)
ア 適切。長期修繕計画における費用見積もりは、過去の修繕実績を基に行うことが望ましい。これにより、実際のコストをより正確に反映させることができる。
イ 不適切。費用見積もりでは、将来の物価変動や経済情勢を予測することは難しいため、通常は現在の価格を基準に見積もることが一般的です。将来の物価変動を正確に予測することは困難であり、計画の現実性を損なう可能性があります。
ウ 不適切。新たな設備の導入や機能追加に伴う費用も、長期修繕計画の一環として考慮する必要があります。これにより、計画の全体的なコストが明確になり、管理組合が資金計画を立てやすくなります。
したがって、不適切な記述を含むものは「イ」と「ウ」です。これらは、費用見積もりの際の考慮事項として不適切な内容を示しています。正解は「3 イ・ウ」です。選択肢アは長期修繕計画作成において適切なアプローチを示しています。
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