4-18マンションの防災設備に関する次の記述のうち、不適切なものはいくつあるか。

その他

問18 防災設備

マンションの防災設備に関する次の記述のうち、不適切なものはいくつあるか。

ア 非常用発電機は、マンションの共用部分の照明やエレベーターの動力として、停電時に使用される。

イ 火災報知器は、全てのマンションに設置義務があるが、住戸内の設置は必須ではない。

ウ 避難経路には、障害物がないことが法律で義務付けられており、定期的な点検が必要である。

エ 地震などの非常時に、マンションの住民が安全に避難できるよう、建築基準法に基づいた避難計画を策定し、住民に周知する必要がある。

1  一つ
2  二つ
3  三つ
4  なし

問18 解答

正解 2 (難易度:B)

ア.○ 非常用発電機は、マンションの共用部分の照明やエレベーターなどの動力源として、停電時に使用されます。これは、住民の安全と建物の機能維持を確保するために重要です。

イ.× 解説:火災報知器の設置に関しては、全てのマンションに設置義務があり、住戸内の設置も含まれます(消防法等による)。したがって、住戸内の設置が必須ではないという記述は不適切です。

ウ.○ 避難経路に障害物がないことは、建築基準法や消防法によって義務付けられています。また、定期的な点検も必要であり、避難経路の安全性を確保するための重要な措置です。

エ.○ 地震などの非常時に住民が安全に避難できるよう、建築基準法に基づいた避難計画の策定と住民への周知が必要です。これは、災害時の混乱を防ぎ、住民の安全を確保するために重要です。

したがって、不適切な記述は「イ」の一つだけであり、正解は「一つ」です。この問題の根拠となる資料には、建築基準法、消防法、マンションの管理に関するガイドラインなどが含まれます。不適切な記述「イ」に関しては、特にマンションの安全管理に関わる重要なポイントであり、注意が必要です。

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