4-6マンションの管理委託契約に関する次の記述のうち、標準管理委託契約書に従って不適切なものはどれか。

パート4

問6 標準管理委託契約書 

マンションの管理委託契約に関する次の記述のうち、標準管理委託契約書に従って不適切なものはどれか。

1 管理組合は、マンション管理業者に対し、契約期間中にもかかわらず、特別な理由なく管理委託契約を解除することはできない。

2 マンション管理業者が提供したサービスが契約内容に準拠していない場合、管理組合は、即時に契約を解除することができる。

3 管理委託契約において、マンション管理業者は、管理組合に対して自らの財務状況に関する定期的な報告を行う義務がある。

4 管理委託契約が終了した後、マンション管理業者は、契約期間中に取得した管理組合の機密情報を第三者に開示または使用してはならない。

問6 解答

正解 2 (難易度:B)

1.○ 適切な記述。管理組合は、契約期間中であっても、特別な理由があれば、管理委託契約を解除することができますが、特別な理由なく解除することは通常認められていません。

2.× 不適切な記述。サービスが契約内容に準拠していない場合、管理組合は契約を解除することができますが、一般的には、即時解除ではなく、まずは改善を求める催告を行う必要があります。この手続きは、マンション管理業者に改善の機会を与えるためです。

3.○ 適切な記述。管理委託契約において、マンション管理業者は、管理組合に対して自らの財務状況に関する定期的な報告を行う義務が一般的にあります。これにより、管理組合は管理業者の信頼性や財務状況を適切に把握することができます。

4.○ 適切な記述。管理委託契約が終了した後、管理業者は契約期間中に取得した管理組合の機密情報を第三者に開示または使用することは一般的に禁止されています。これは、管理組合のプライバシーと機密情報を保護するための重要な条項です。

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