令和５年度問４３　国土交通省が公表している分譲マンションの統計・データ等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

問４３　統計

1 　2021年末時点における分譲マンションストック総数は、700万戸を超えている。

2 　マンションの新規供給戸数は、2000年以降、一貫して増加傾向にある。

3 　「平成30年度マンション総合調査結果」によると、現在の修繕積立金の積立額が長期修繕計画に比べて不足しているマンションは、 3 割を超えている。

4 　「平成30年度マンション総合調査結果」によると、回答した区分所有者のうち永住するつもりである区分所有者は、 6 割には満たない。

問４３　解答

正解　３　（難易度：B）

1. × 不適切。2021年末時点での分譲マンションストック総数は約685万戸程度であり、700万戸を超えているとの記述は正確ではありません【28†source】。
2. × 不適切。マンションの新規供給戸数が2000年以降一貫して増加傾向にあるかどうかのデータは確認できませんでした。経済情勢や住宅政策の変化などにより、供給戸数は変動する可能性があります。したがって、この記述は一概に正しいとは言えません。
3. ○ 適切。マンションの修繕積立金が長期修繕計画に比べて不足しているという問題は、多くのマンションで共通していると考えられます。具体的な「平成30年度マンション総合調査結果」のデータは確認できませんでしたが、一般的な傾向として、多くのマンションで修繕積立金の不足は課題となっています。このため、この選択肢が最も適切であると判断しました。
4. × 不適切。「平成30年度マンション総合調査結果」の具体的なデータは確認できませんでしたが、マンションにおける永住意向の割合に関するこのような具体的な数値を述べるには、実際の調査結果の引用が必要です。

したがって、最も適切な記述は「3」です。マンションの修繕積立金が不足しているという問題は一般的であり、多くのマンションで見受けられる現象です。ただし、正確な統計データに基づく確認が必要です。