1 保証人は、債務者が債務を履行しない場合に限り、債権者に対して債務の履行をする義務がある。
2 保証人が複数いる場合、保証人は連帯保証人であると明記がなければ、各保証人は各自の保証範囲内でのみ責任を負う。
3 保証契約は、書面でなければ無効である。
4 保証人は、債権者からの請求がなくても、自主的に債務の履行を行うことができる。
問2 解答
正解 3 (難易度:C)
1.○ 正しい
民法第444条により、保証人は、債務者が債務を履行しない場合に限り、債権者に対して債務の履行をする義務がある。
2.○ 正しい
民法第448条により、保証人が複数いる場合、連帯保証人であることが明記されていなければ、各保証人は各自の保証範囲内でのみ責任を負う。
3.× 解説
民法第445条により、保証契約は原則として書面が必要ではない。この選択肢は誤りである。
4.○ 正しい
民法第449条により、保証人は、債権者からの請求がなくても、自主的に債務の履行を行うことができる。ただし、保証人はその後、債務者に対して相当額を返還請求することができる(民法第450条)。
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