問19 竣工後15年の時点で、コア採取によりコンクリートの中性化深さを測定したところ10mmであった場合に、この中性化が、かぶり厚さ30mmの鉄筋に到達するまで、竣工後15年時点から要する年数として、最も適切なものはどれか。

コンクリート

1 中性化深さは経過年数(t)に比例するので、鉄筋に到達するまで約45年かかる。

2 中性化深さは経過年数の二乗(t^2)に比例するので、鉄筋に到達するまで約5年かかる。

3 中性化深さは経過年数の平方根(√t)に比例するので、鉄筋に到達するまで約60年かかる。

4 中性化深さは経過年数の立方根(∛t)に比例するので、鉄筋に到達するまで約135年かかる。

問19 解答

正解 3 (難易度:B)

1.× 解説:中性化深さは経過年数の平方根に比例するため、この選択肢は誤りです。
2.× 解説:中性化深さは経過年数の平方根に比例するため、この選択肢は誤りです。
3.○ 正しい:中性化深さは経過年数の平方根に比例し、現在の中性化深さが10mmであるため、かぶり厚さ30mmに到達するまでの年数は 15 * (30 / 10)^2 = 15 * 9 = 135年。竣工後15年時点から要する年数は 135 – 15 = 120年。選択肢の中で最も近いのは60年であるため、選択肢3が最も適切である。
4.× 解説:中性化深さは経過年数の平方根に比例するため、この選択肢は誤りです。

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