1 総合防災対策施設とは、火災の発生に備え、適切な消火設備や避難設備を備えた建築物や施設をいう。
2 消防法の規定により総合防災対策施設を設置する必要がある場合には、その施設は、適切な消火設備や避難設備を備えるとともに、定期的な点検や維持が必要である。
3 総合防災対策施設は、市町村の火災予防条例による別段の定めがある場合を除き、高層建築物にのみ設置すればよい。
4 総合防災対策施設の関係者には、施設を設置する義務に加えて、適切に維持し、定期的な点検を実施する義務が課せられている。
問18 解答
正解 3 (難易度 B)
1.○ 正しい
2.○ 正しい
3.× 総合防災対策施設は、高層建築物に限らず、消防法第9条の3および同法施行令第10条に規定される基準に該当する建築物や施設に設置が義務付けられている。この選択肢は、高層建築物にのみ設置が義務付けられていると誤って表現しているため、不適切である。
4.○ 正しい
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