1 断熱材を用いることで、建物の断熱性能を向上させることができる。
2 建築基準法によれば、外壁および屋根には、政令で定める技術的基準に従って断熱材を設けた場合を除いて、一定の断熱性能を有しなければならない。
3 断熱性能の指標の一つである「U値」は、その数値が大きいほど、その部材の断熱性能が高い。
4 建築基準法によれば、建築物の外壁および屋根は、火災時において火炎の進行を遅延させる材料で構成されていなければならない。
問23 解答
正解 3 (難易度B)
1.○ 正しい。断熱材を用いることで建物の断熱性能を向上させることができる。これは建築基準法や関連する技術基準に基づいている基本的な知識である。
2.○ 正しい。建築基準法に基づいて、外壁および屋根には一定の断熱性能を有することが求められる。特定の技術的基準に従って断熱材を設けた場合は、この要件から免除される可能性がある。
3.× 不正解。断熱性能の指標である「U値(熱貫流率)」は、その数値が小さいほど、その部材の断熱性能が高いことを示す。つまり、「U値」が低いほど、熱の流れが少なく、断熱性能が高い。
4.○ 正しい。建築基準法によれば、建築物の外壁および屋根は火災時において火炎の進行を遅延させる材料で構成されていなければならない(建築基準法第21条など)。
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