問７　標準管理委託契約書におけるマンション管理業者の責任に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 管理業務の遂行において重大な過失があった場合、マンション管理業者は損害賠償責任を負う。

2 管理組合と協議の上で定めた業務範囲内で、適切な判断をもって業務を遂行する責任を負う。

3 管理業務の遂行において法令違反があった場合でも、それが管理組合の指示に基づくものであれば、マンション管理業者の責任は免除される。

4 業務遂行に関連する重要な事項については、逐次、管理組合に報告する責任を負う。

問７　解答

正解：3（難易度: B）

× 正しい。重大な過失があった場合、損害賠償責任が発生する。
× 正しい。管理組合との協議に基づき業務範囲を定め、適切な判断で業務を遂行する責任がある。
○ 不適切。法令違反は、管理組合の指示があったとしても、マンション管理業者の責任を免除しない。
× 正しい。重要な事項については、管理組合に報告する責任がある。