【問 21】 マンションの外壁の修復方法に関する次の記述のうち、「建築保全標準・同解説 JAMS5-RC 補修・改修設計規準」(一般社団法人 日本建築学会)に基づき、最も推奨されないものはどれか。

パート1

1 経年によるクラックの場合、シーリング材を用いて埋めた。

2 鳥のフンが固まった場合、高圧洗浄機を直接用いて除去した。

3 雨水による汚れの場合、柔らかいブラシで水洗いした。

4 煤煙の汚れについては、専用のクリーナーを使用して手作業で拭き取った。

問21 解答

正解 2 (難易度:B)

1.○ 正しい
経年によるクラックにはシーリング材の使用が一般的であり、この方法は「建築保全標準・同解説 JAMS5-RC 補修・改修設計規準」においても推奨されるものである。

2.× 解説
「建築保全標準・同解説 JAMS5-RC 補修・改修設計規準」において、マンションの外壁に直接高圧洗浄機を使用するのは、外壁材や仕上げにダメージを与える可能性があり、推奨されない。特に鳥のフンが固まっている場合、高圧で直接洗浄すると、外壁の表面が傷ついたり、外壁材が剥がれる恐れがある。

3.○ 正しい
雨水による汚れは、柔らかいブラシでの水洗いが推奨されており、「建築保全標準・同解説 JAMS5-RC 補修・改修設計規準」にもこの方法は推奨されている。

4.○ 正しい
煤煙の汚れの場合、専用のクリーナーを使用して手作業での拭き取りは、材料や仕上げにダメージを与えない方法として推奨されている。

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