問20 行政法
道路交通法に関する次のア~エの記述のうち、妥当なものはどれか。
ア.自動車の運転者が交通事故を起こした場合、過失の有無に関わらず無条件で免許の停止処分を受ける。
イ.歩行者専用道路で自転車を運転することは、道路交通法の規定により原則として禁止されている。
ウ.酒酔い運転は道路交通法により厳しく罰せられ、初犯であっても懲役刑または罰金刑に処せられることがある。
エ.交差点において、信号機が故障している場合でも、運転者は信号に従って進行しなければならない。
1 ア・イ
2 イ・ウ
3 ア・エ
4 ウ・エ
5 ア・ウ
問20 解答
正解 2 (難易度 B)
1.× アは誤りです。自動車の運転者が事故を起こした場合、過失の有無や事故の重大性に応じて行政処分が行われますが、無条件で免許停止となるわけではありません。
2.○ イとウの記述は妥当です。歩行者専用道路での自転車運転は原則禁止されており、酒酔い運転は厳しく罰せられることが道路交通法に明記されています。
3.× アは誤りで、エも誤りです。信号機が故障している場合には、運転者は他の交通ルールに従って安全に進行しなければならず、故障している信号に従う義務はありません。
4.× ウは正しいですが、エは誤りです。信号機が故障している場合には、運転者は信号に従うのではなく、周囲の状況を確認して安全に行動する必要があります。
5.× アとウではなく、イとウが妥当です。アは自動車の運転者に対する免許停止処分に関する誤解を含んでいます。
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